1911年に再発見されたマチュピチュ遺跡。
この遺跡を見るために、2002年にペルーを訪れた。
成田→ヒューストン→リマ→クスコ→アグアスカリエンテスと、飛行機、列車、バスを乗り継いで、日本からまる3日かけてマチュピチュ遺跡にたどりついた。
夢にまでみたマチュピチュは、外界からはうかがいしれない圧倒的な存在感でもって、僕の目の前に現れた。
最終日の夜、リマ市街を歩いて、海岸へと向かう。
遠くには、ローマ法王のペルー訪問を祝った巨大な十字架が輝いている。
リマの険しい岸壁に打ち寄せる太平洋の波は、荒々しくい。ずっと向こうに日本があるなんて、何だか信じられないような気がした。
チチカカ湖は、海抜3890mに位置し、琵琶湖の10倍以上はあるという巨大な湖。
島には、トトラという葦を編んで造られた人口の島が、ぷかぷかと浮かんでいる。
最近は、皆湖畔の街に移り住んでしまい、今では観光客相手に日銭を稼ぐ人たちが多い。
チチカカ湖には、捨てられた浮き島がいくつもみられた。
クスコからマチュピチュ観光の起点となるアグアスカリエンテスまでを結ぶ列車。早朝にクスコを出発し、途中何度もキックバックを繰り返しながら、険しい山を上って行く。確か片道4〜5時間。アンデス山脈、朝ご飯の煙が立ち上るインディオの村など、車窓からの風景はみていて飽きない。オンシーズンは満席になるので、旅行前に確保しておいた方がよい。僕は、ニシカワトラベルという現地の代理店に頼んで、確保してもらった。
アレキパという街から、5〜6時間かけて、コルカ渓谷へと向かった。目的は、少々ベタだが、「本場」のコンドルを見ること。コンドルは、いつも朝9時頃に餌を取りにねぐらから出て、上昇するため、少なくともアレキパの街を夜中の3時くらいに出発しないと間に合わない。しかも、毎日コンドルを目にすることができるわけではない。僕がコルカ渓谷を訪れた日は、運良く渓谷の底深くからゆっくりと旋回して上昇してゆくコンドルの勇姿を見ることができた。
さらにベタに、渓谷では「コンドルがは飛んでゆく」がなり響いていた。
クスコ市街を一望できるサクサイワマンから眺めた夜景。
この丘で、昼から夜までぼうと過ごした。
夜中になると、この辺りは暗く、人気が無くなるので、少々不安な思いをした。
マチュピチュのすぐ後ろにそびえ立つワイナピチュという神聖な山に登ってみた。頂上まで2時間もあれば十分だが、標高が高いので、すぐに息がきれて、ほうほうの体で、何とか登りきった。途中には危ない箇所もあり、毎年、何人か落ちるらしい。登場からみたマチュピチュの全景。マチュピチュがハチドリの形をしているのがよく分かる。