翌朝8時頃、身軽な装備で山頂をめざす。正直、こんなところ登れないと思ったが、若い女の子や高齢の登山者もグイグイと登っているのを見て、意を決した。鎖場の鎖は霧雨のためすべりやすく、傾斜はきつくて数百メートル下まで一直線につながっている。しかし、三点確保を怠らなければ、案外危険は無い。鎖や梯子を互いに譲り合いながら、30分くらいで山頂に到着した。体力的には、ほとんど負担はないが、とても長く感じた。山頂で、相棒とがっちり握手。
山頂にはほこらがあって、登頂を終えた人は必ずここでこれまでの登山の無事を感謝して、下りの安全を願う。