back home from Karakoram highway
カラコルムハイウェイを抜け、昨日、無事に帰国。
直前まで怒濤の忙しさで、常に急ぎ足の旅だったけれども、旅行者の噂に違わずフンザの谷はのどかで雰囲気の良い場所だった。フンザやスストでは、天の川をコンタクトレンズ無しにはっきりと拝むことができるほど、天候にも恵まれた旅だった。カラコルムハイウェイは、雨が降ると土砂崩れですぐに通行止めになると聞いていたので、運が良かった。
フンザは、1年以上の長期旅行者が長逗留する「沈没地」として有名だけど、僕のような急ぎ足の社会人旅行者も大勢みかけた(ただし、ほとんどが日本人)。また、団体旅行者の見かけたが、ツアーでよくここまで来るものだと、むしろ感心。
カシュガルでは、ウイグルの羊肉料理に半ばうんざりしながらも(ナンは美味しい)、旧市街は何だかんだと面白くて、ひたすら街歩きをして過ごした。ウイグル人は、漢民族と違って礼儀もあるし、人当たりがよく親切でよかった。ただし、中国のトイレは世界で最もdisgustingな場所であることは、今回の旅でも再確認した。
4800mのクンジュラブ峠では、吹雪いていたけれでも、峠超えもバスでほんの一瞬の出来事だったので、心配された高山病になることもなく、体調は終始万全だった。
いつものことだけど、社会人の旅は、いつも「これから」というタイミングで帰国する羽目になるのだが、細かく刻んでいって、最終的に地図上でルートがつながればいいかと開き直っている。
やっぱり、仕事を辞めてまで旅にで出る勇気は、僕には無い。
ついに中国内のイスラム教(つまり、回教)もみることができたわけだし、イスラム圏はこれで、一区切り。
次の休みは、チベット(青蔵鉄道に乗りたいし、早く行かなきゃ)かイスラエル(落ち着いたら)か南米か中米あたりを・・・。
帰りの機内で読んだ論文メモー念のため(?)持っていって良かった。
Peter J. Uhlhaas, David E.J.Linden,Wolf Singer et al. Dysfunctional Long-Range Coodination of Neural Activity during Gestalt Perception in Schizophrenia. The Journal of Neuroscience, Aug 2 2006,26(31),; 8168-8175
未確認だが、SingerのグループによるSchizophreniaのdysfunctional coodinationに関する研究は、これが最初なのではないかと思われる。よく読んでみると、phase synchronyの評価手法に関する論文をF.Varelaと一緒に書いていた E.Rodriguezが共同研究者に入っており、Mooney faceを使った基本的な実験パラダイムなども全く同じで、シンプルで分かり易い内容だった。γ帯域(40-70Hz)よりも、β帯域とγ帯域の遅い部分の同期障害が顕著であったという結果は、最近の流れとも矛盾しない。ちなみに、最近読んだいくつかの論文では、β帯域とγ帯域は分けない方がいいといういうようなことも、よく書かれている。
Fuster JM.Cortical dynamics of memory. Int J Psychophysiol. 2000 Mar;35(2-3):155-64.
かなりspeculativeだけど、これは面白い。以前紹介したトルコのE.Basarは、複数の周波数帯域のoscillationsを示す神経システムにそなわるネットワーク特性として「記憶」を捉えていたけれども、そのあたりの捉え方はもともとこのFusterによるところが大きい。Fusterによれば、記憶は、特定のreentrant loopsで結ばれた神経細胞群のreverberatingな活動の特定のstateに相当する。また、記憶のretrievalなどの、Fuster曰く"active memory"は、このような神経細胞群のstate transitionに相当するという内容。当然予想されるように、実験によって実証されたとは言いがたいのが現状だが、いくつかの実験なども紹介されている。Fusterの論文は、しばらく色々と読み込もうと思う。
他、Steriadeのoscillationによる神経細胞のグルーピングに関する論文などを読んだが、生理の話は難しいので、また今度。
今日の音楽:Jessica Bailliff/"全部"
最近は、もうこればかり。Edith FrostとMy Bloody Valentineとflying saucer attackなどの「一番いい部分」だけを足し合わせ、しかも分らない音楽。アコースティックギターと音響は良く合う。これからの季節に。
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