autism関連
最近は、いくつかの理由でautismとSavant関連の論文をワーッと読んでいたけど、schizophreniaの研究と同様に、脳内の責任病巣を特定するというより、むしろネットワーク全体の障害として、皮質間あるいは皮質下のつながりに注目した研究が多いようだ。
autism関連の複数の認知モデルの中でも比較的新しくて注目されているUta FrithのCentral Coherent仮説も、最近はdisconnectivityとか、abnormal temporal bindingというようなニューラルレベルでの議論にシフトしてきている。
とは言っても、autismのconnectivityに関する報告は一定していない。現在のところでは、autismではlong-rangeのconnectivityが減少しているにも関わらず、localなconnectivityはむしろ亢進している可能性があると考えられているようだ。そして、おそらくはこれらのdisconnectivityが発達初期段階での能容積の異常な増大や、異常なpruningのプロセスによるものであると考えられている。画像研究に関しては、f-MRIがほとんどで、EEGやMEGでgamma oscillationやsynchronyを調べた報告はほとんど無い。
僕が読んでいる限り、schizophreniaのdisconnection症候群(Friston)などとの違いがいまいち解りにくいというのが感想。というより、ほとんど同じように思える。abnormal temporal bindingという仮説を、schizophreniaとautismという二つの病気が、互いに「オレのものだ」と主張しあっているような印象だ。
どちらもそれほど単純な話ではないと思うが、症候学的に共通する部分があるので、ニューラルレベルの病理でも共通するプロセスはあるのかもしれない。
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