cross-frequency coupling
最近読んだ論文
僕たちが住む世界には、FMラジオ(例えば70MHz)、地上波TV(数十〜数百MHz)、Bluetooth(2.4GHz)などの異なる周波数の電磁波が飛び交っているが、脳内でも異なる周波数のoscillationが走っている。
しかし、世の中に飛び交う電磁波と脳内のoscillationが決定的に異なる特性が存在する。それは、脳内のoscillationは互いに相互作用しているということだ。
このようなoscillationのcross-frequencyなinteractionは、脳内の異なる領域の異なる認知的なプロセシングのmatching、couplingに寄与していると考えられている。
epilepsyで脳外科手術を受ける患者で、subdural electrocorticogram下で、theta(4-8Hz)帯域のoscillationとhigh gamma(80-150Hz)帯域のoscillationのcouplingを調べた実験。
詳細はさておき、結果としては
(1)high gammaのpowerは、theta phaseによってmodulateされる
(2)theta powerの増大は、theta-HG couplingの促進する
(3)theta/HG couplingは,task-dependentである
Schizophreniaでは、どうなっているのだろうか?
今日の音楽:Ulrich Schnauss/Good Bye(CD)
Ulrich Schnaussの新譜。前作よりもShoegazerぽさが増していて、聴きやすくなった印象。My Bloody Valentineみたいなトラックもある。
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コメント
θ波とγ波のカップリングですか。同期しながら、カップリングとなるとまた複雑ですね。θ波は英語でγ波は日本語の音声多重放送みたいになっているのでしょうか?それとも地と図の関係のように、ターゲットの情報とコンテクストの情報、のようなカップリングでしょうか?うーむ。
投稿 ykenko1 | 2007年7月18日 (水) 22時09分
同期現象も、最近の研究では、ただγバンドだけをみればいいのではなくて、異なる領域の異なるバンドのoscillationが、かなり複雑、階層的に相互作用していることが分かってきたようですね。その複雑さの極みには、何が起きてるんでしょうか?
オーケストラの比喩がよく使われますが、結局のところ、指揮者はいないので、ジャズの即興とか、ジャムバンドの方に近いのかもしれませんね(Buzsakiも、ジャズの即興を比喩に出していたような記憶があります)。
投稿 わるねこ | 2007年7月18日 (水) 23時55分